2017/07/19 22:26

こんにちは!たかはるいちばの北原です。

今回は、霧島山のふもとで丁寧につくられた、“ストレートでもほんのり甘い”とおすすめの声も多い
国産紅茶『たかはる紅茶ゆるり』をご紹介します!

■たかはる紅茶ゆるりの誕生秘話

紅茶にまつわる取材を受けてくださったのは、高原町にてご夫婦で茶業を営む小久保製茶さん。
霧島の豊富で美しい天然水と豊かな土壌をベースに、おいしい緑茶と紅茶作りに励んでいます。


 -たかはる紅茶ゆるりを作ったきっかけは何でしょうか?

「2011年に起こった新燃岳の噴火で、お茶の木に灰が積もって生産が大打撃を受けたんです。それを機に “何かやらなくちゃ”と取り組みを始めました。」

■新燃岳噴火の被害を乗り越えようと始まった紅茶作り

噴火後は、積もった灰を洗浄機で洗い流したり、灰の影響で変化した土壌を改良する必要があるなど、苦労も多かったそうです。

そんな大変な時期を乗り越え、高原独自の紅茶作りが始まりました。

-紅茶作りに参加したお茶農家さん達をつないだものは何でしょう?

「ちょうど噴火前に“さやまかおり”という、紅茶にも向く品種を町内で生産していたのが、その3軒だったんです。紅茶は、お茶の木の品種や、製造工程で味や香りが大きく変わります。高原に来て頂いた紅茶専門のアドバイザーさんと共に、風味や製造方法などを吟味し“シンプルさ”をメインとした紅茶作りを始めることとなりました。」

■たかはる紅茶ゆるりを作る工程

-それでは、たかはる紅茶ゆるりはどのように作られるのでしょうか?

「まず茶葉を収穫して、しんなりするまで寝かせます。この寝かせる過程を萎凋(いちょう)と呼ぶんだけど、この工程の間に、ふわっと香りが立つタイミングがあって。そこを逃さず次の揉みに入ります。大体収穫から1昼夜ですね。」


機械で圧力を調整しながら、およそ1時間揉みの作業を行うそう。茶葉を揉んでいくと、だんだんと色が赤く変わっていきます。


その後、均等に発酵するよう茶葉を手で押し固め、温度が下がらないようカバーをかけて発酵させます。この工程が緑茶と違うところです。

-発酵の工程で気を付けていることは?

「萎凋と同じように、発酵でも香りが一番良いタイミングがあるの。そこを逃さないことです。」

香りが立ったら、熱を加えながら乾燥させて完成!

このように紅茶作りは、機械まかせでは風味が変わってしまうため、手間を惜しまずつきっきりで丁寧に作られています。

■たかはる紅茶ゆるり 誕生後の大きな展開

たかはる紅茶ゆるりの誕生後、2014年のあるコンテストで、大きな展開を見せます。

県内テレビ局主催の“ご当地グルメコンテスト”で、高原町産の牛乳と紅茶を使ったかき氷“ゆるりラテ氷”が、なんと堂々2位に輝いたのです!

この時に共同でレシピ作りに取り組んだ、酪農家さんや料理研究家さん、パン屋さんなど、コンテスト以降もそれぞれの生産物を使った商品化に取り組むこととなります。

■紅茶の風味を最大限に引き出したゆるりコラボ商品


まずは、たかはる紅茶ゆるりを使った“紅茶シロップ”。こちらは、高原町の料理研究家である中武栄子さんが、ゆるりラテ氷用にと手掛けた商品です。

かき氷やホットケーキにかけたり、お湯で割ってホットドリンクとして楽しんだりと、アレンジは自在!

また、ゆるりラテ氷に味のアクセントとして開発された“紅茶ラスク”もおすすめ!九州産小麦と天然酵母を使った優しい味わいは、また1枚と手が伸びます。


そして、酪農家さんとのタッグで誕生したのが“紅茶アイスクリーム”!

搾りたての牛乳とのコラボが、他にはないおいしさと評判です。

■紅茶だけでなく緑茶の商品開発も 今後の展望



小久保さんに、今後の展望をお聞きしました。

「新燃岳噴火でとても大変だったけど、紅茶作りを始めたことでここまで商品化など進めることができ、本当に良かったと思っています。

今後は、緑茶を使った商品も開発できたらと考えているところです。」

お茶の匠が作る、ストレートでもほんのり甘い“たかはる紅茶ゆるり”は、たかはるいちばにて購入できます。

ぜひシンプルな紅茶のおいしさをお楽しみください!